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(写真1) カタルーニャ広場の噴水
(写真2) ムンツォ通り


(写真4) クアトロ・ガッツ(Lunch at 4 GatsJAZZの看板もある)

(写真5) クリスマス市で売られているカガネル人形

(写真7) シシトウ 、 タラの揚げ物

(写真8) パエリア料理(左側:ご飯、右側:フィデウワ、細い麺)

(写真9) エスプレッソ 、 カプチーノ
(写真10) ガウディの書店 (gaudi、shop)
(写真11) 奥側:サンタ・エウラリア大聖堂、左端:ピカソの壁絵

バルセロナ、パエリア料理、ピカソの壁絵など
2015年12月22日
(スペイン時間)
 前ページ「サン・パウ病院、ガウディ通りなど」には、バロセロナ地下鉄の初乗車したこと、サン・パウ病院の外観見学、ガウディ通り、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)前を散策したことなどを主に書きました。


 今回のページは、地下鉄サグラダ・ファミリア駅から乗車してパセジ・ダ・グラシア駅に到着、カタルーニャ広場から旧市街地まで歩いた後、パエリア料理を食べたたこと、そして、ピカソの壁絵を見たことなどを書いています。

カタルーニャ広場(Placa de Catalunya)から旧市街地へ
 私たちは、地下鉄サグラダ・ファミリア駅から乗車して、パセジ・ダ・グラシア駅(Passeig de Gracia)に到着しました。私は後で知ったのですが、このパセジ・ダ・グラシア駅は、何本の路線が乗り入れて便利な分、その連絡通路や出入り口は、なかなか複雑なようでした。あと、この駅近くからバルセロナ=エル・プラット空港間のリムジンバスと市内(周遊)観光バスの発着場もありました。つまり、この周辺は交通の要衝とも言うべき所のようでした。

 私たち3人は、ガイドさんの後をついて歩いただけですから駅構内でも迷うことなく、地上へ出ました。少し歩きますと、賑やかなカタルーニャ広場(Placa de Catalunya)と、その北西部ある大きな丸い噴水二つが見えてきました。(写真1参照) 

 噴水近くから振り返りますと、iPadで見慣れた白地のアップルマークの付いた建物もありました。また、この周辺には、例えば大きな建物でもあるデパートエルのコルテ・イングレス(El Corte Ingles)、銀行、ホテルなどがありました。この広場へは、次の日も来て散策しましたので、詳細は後で書きたいと思っています。

 カタルーニャ広場の北部側を半周する形で、サンタ・エウラリア大聖堂などがある旧市街地方面へ歩いていました。途中、プルタル・デ・ランジェル通りを経て、次に細いムンツォ通りに入ってきました。(写真2参照) この通りは、両側から建物が迫る感じなのですが、なかなか趣のある古い道でした。

クアトロ・ガッツ(Lunch at 4 Gats)

 このムンツォ通りを50mも歩かない所で、ガイドさんの説明がありました。(写真3、4参照) 「このクアトロ・ガッツ(Lunch at 4 Gats)は画家のピカソも通っていた店です」と。店の看板などを見ますと、カフェだけでなくレストラン、さらにはジャズ演奏もしている店のようでした。店内までは入りませんでしたが、ここで看板をバックに写真数枚撮りました。

 この店のサイト「クアトロ・ガッツ(Lunch at 4 Gats)」は、店の外観や内部の写真だけでなく、店の歴史(白黒の古写真など)、メニュー、さらにはライブ演奏の写真や時間なども掲載されていて分かりやすいです。あと、この店からサンタ・エウラリア大聖堂前広場を目指して行ったのですが、この周辺は、どこもローマ時代と思われるような古い壁や建物ばかりが目に入ってきました。

 そのため、一般には「ゴシック地区(旧市街)」とも呼ばれているようです。この周辺、特に大通りに面した所では、様々な店、レストラン、ホテルなども沢山あり、どちらかと言いますと観光客相手の地域のようでした。結果、色々な値段も、それなりにしているということでしょう。

 日陰や黒っぽい壁の多い通りを歩いていたこともあり、大聖堂前広場の南西側にあるピカソの壁絵が、少しだけ明るく見えました。(写真11、12を参照) なお、この絵については、昼食後に再度見ましたので、このページ後半に詳細は書いています。

 昨日も来てカガネル人形(写真5参照)を見ましたが、それも再度見ながらクリスマス市を散策しました。そして、ライエタナ大通り近くで斜めに通っている細い路地をカタルーニャ音楽堂方面へ歩いて行きました。150mくらい歩きますと、ライエタナ大通りへ出た所に今回、昼食を食べる店の看板が出ていました。(写真6参照) 

パエリア料理を食べたレストラン・ネイラス(Neyras)

 この店は、ガイドさんお勧めのレストラン・ネイラス店(Neyras)でした 。(写真6、7、8、9参照) ライエタナ大通りから店の外観を見ても幅広く、店内に入っても奥の部屋もあるようでした。ここで、ガイドさんから、この店や、明日昼からガイドされることなどを話されて、お別れとなりました。そして、私たちは、メニューを見ながら、パエリア料理やワインなどを注文することになりました。

 なお、私は長年ずっと、「パエリア料理」と呼んできましたが、辞典などでは「パエーリャ(paella)」などと書いてあるようです。ここで、国語辞典の大辞泉の解説を引用して、パエリア料理について、次の<>通りに書いておきます。

< パエーリャ(paella)=(「パエリア」「パエリヤ」「パエージャ」とも) スペイン料理の一。米・肉・魚介・野菜などをオリーブ油で炒(いた)め、サフランで色と香りをつけて炊いたもの。浅い鍋(なべ)を使う。 >

 店員さんから先に出されたのが、タラの揚げ物と、シシトウなどでした。(写真7を参照) 特に、タラの揚げ物は、私たちの舌にも合い、最初から「美味しいねえ」との声が連発していました。次に、メインのパエリア料理が、熱々の浅い鍋に乗って、2種類出されました。(写真8を参照) 

. 私は、パエリア料理と言えば、普通のご飯風のものばかりと思っていましたが、色々と種類があるようでした。今回、テーブルに出されたのが、日本風に言うならば、ご飯風パエリアと、細い麺を焼いたようなパエリアでした。 メニューで分かったのですが、細い麺(実際はパスタ麺のようだった)の鍋は、フィデウワと呼ばれているようでした。

 (写真8)をご覧になれば分かる通り、どちらも貝類が乗っていましたが、ご飯風のものにはムール貝がありました。朝から先ほどまで歩いた分での空腹、さらには熱々の鍋に出されたなどを割り引いたとしても、このパエリア料理は、「うまい、美味しい」の言葉に尽きる感じがしました。「さすが、現地のガイドさんが紹介された店の味だなあ」と改めて感心、感謝しました。

 私は、壁かテーブルに店の名刺カードか宣伝チラシがないのか、その物色も兼ねて、店内奥にあるトイレへも行きました。通路の奥にもテーブル席があり、まあまあ広い店のようでした。最後、カプチーノ 、エスプレッソを各々頼んで飲んでみました。(写真9を参照) このコーヒーの渋みが、まだ、パエリア料理が残る口の中に合う感じがしました。この3人分の昼食代は、合計で約79ユーロでした。

 あと、帰国後、このレストラン・ネイラス(Neyras)のサイトを閲覧したのですが、様々な料理も食べられ、さらには生演奏会場(歌手やピアノの写真あり)にもなっているようです。落ち着いた店内や直ぐに食べたくなるような料理写真なども掲載してあります。もしも、この店に興味ある方は、ネイラス(Neyras)のサイトを閲覧願います。

ピカソの壁絵
 昼食を食べた後、再度、サンタ・エウラリア大聖堂前のクリスマス市などを歩くことにしました。すると、「gaudishop(ガウディ、ショップ)」との看板のある書店がありました。(私は、この店で後日、ガウディー関係の本3冊を購入しました)

 次に、しばらく進みますとカタルーニャ建築家協会( College of Architects of Catalonia)の白い壁に、黒一色でピカソの絵が描かれていました。(写真12を参照) ただし、私は見ていないのですが、この写真面だけでなく、他の面(壁)にも別の絵があるようでした。私は、このようにピカソの絵を見たとしても、例によって絵心も芸術心もないので、何をモチーフにして表現してあるのかなどの深い意味は分かりませんでした。

 ただ、なんとなく、中央部左右側に王冠をのせたような王様と女王らしき人、さらにその周囲に子どもたちが遊んでいるような雰囲気は分かりました。この絵を見てますと、ほんわかと暖かみが伝わると言いますか、人や家族の優しさが感じとれました。

 あと、ここバルセロナでは、なんと言ってもガウディが一番の有名人のようですが、改めて下記の大辞泉を紐解きますと、ピカソはスペインの画家ですから、この地に、このような壁絵があっても当然のことでした。

 < ピカソ(Pablo Ruiz y Picasso、1881〜1973)=スペインの画家。主にフランスで活躍。表現主義的象徴性を特色とする青の時代、叙情性を加味したばら色の時代などを経て、ブラックとともにキュビスムを創始。その後も新境地を切り開き、20世紀の美術を先導した。陶芸・版画・彫刻・舞台美術なども制作。作「アビニョンの娘たち」「ゲルニカ」など。パブロ=ピカソ。 (大辞泉より) >

 私たちは、サンタ・エウラリア大聖堂前からホテルまで歩いても遠くないということで、再度歩き出しました。その途中、アラブ系のようなスーパーマーケットにも立ち寄り、夕食のパン、おかずやワインなども購入しました。

 その後しばらくして、もう見慣れたエル パレス・ホテル、パン屋のLa FLECA de TOTS店や車線中間帯に立つFont de Diana(ダイアナの泉像)などを見ながら、15時30分には、アパートメント・ホテルに戻りました。

 そして、
後は、ノンビリ、ゆっくりして、iPadで日本のニュースを見たり、今日歩き回った所をメモしていました。そして、夕食となり、風呂に入った後、明日行く予定のモンセラートなどを調べていましたら、寝る時間となりました。
(写真12) ピカソの壁絵 (これはカタルーニャ建築家協会の壁の一部分で、あと左右側の面にも別の絵がある)

 (掲載日:2017年1月9日)
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(旅行メモ)
2015年12月22日(スペイン時間) バルセロナ(Barcelona)、レストラン・ネイラス店(Neyras)、 ピカソ(Picasso)の壁絵
12時25分、地下鉄サクラダ・ファミリア駅から乗車
12時35分、地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅に到着
12時40分、カタルーニャ広場周辺から旧市街地へ向かう
12時50分、クアトロ・ガッツ(Lunch at 4 Gats)の外観見学
13時10分、レストラン・ネイラス店に入り、パエリアなどを注文
14時30分、ネイラス店を出て、市街地を散策しながらサンタ・エウラリア大聖堂方向へ
14時40分、ガウディの書店、ピカソの壁絵を見学
15時10分、スーパーマーケットで買い物
15時30分、ホテルに戻る
18時00分、夕食
22時00分、就寝
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