世界標準食とは (2008年11月22日、アメリカ、太平洋標準時)
グランドキャニオン空港を出発した観光バスは、ガイドさんの色々な話を聞いていましたら、あっと言う間くらいで昼食をとるレストラン・クオリティーインに到着しました。ここの玄関を入った所は暖炉を中心としたソファーの置いてあるロビー、その横がお土産店でした。時間の関係上、とりあえず食事と言うことで、バイキング式の列に並びました。
私は、肉類やパスタ類だけでなく野菜もあったのでとってみました。座席に着き、食べ始めましたが、皆まだお腹がすいていないのか、それほど活発な手の動きにはなっていなかったようでした。送迎してもらった運転手さんの話を思い出し「これが“世界標準食”かあ?」、「どこか、どう世界標準なんだろうか?」などと他愛もない話をしながら食べていました。
まあ、色々と考えてみたところ世界の国々では、宗教上その他の理由から例えば牛肉は食べるが豚肉は食べないと言う民族もいます。当然、その逆で牛肉は食べないと言う方々もいます。他にも様々な事柄や個人的な理由があるかもしれません。
そのような条件を知りつつ「今日の日替わり定食は、このA定食のみ」と言うような一種類の食事は土台無理な話と思われます。それで運転手さんが言っておられた通り「アジア人、ヨーロッパ人、アメリカ人、誰にでも食べられるようにしてあります」にするには、バイキング式だったのだなあと思いました。食事はやや残し、コーヒーはフロアーを回っているウェイターに頼みました。
帽子を買ったお土産店
まだ、出発まで時間があったので、レストランから出て外部の写真を撮りに外に出てみました。ここのホテルの名前は、クオリティ イン グランドキャニオン(Quality Inn Grand Canyon)のようでした。レストラン横方向には各部屋の外観も見えていました。
お土産店に戻りましたが、事前に「まだ、次の観光地にも土産物店はある」と聞いていたので、あまり真剣に考えることなく店内をのぞいていました。グランドキャニオン関係の本を始めTシャツやトレイナーなどの衣類、チョコレートなどのお菓子類、飾り物類など、小さな店ながら何でもあるようでした。
私はデイバックに入ってかさばらない物をと思い「GRAND CANYON ARIZONA」と文字の入った帽子二つを買いました。他にも色々目移りはしましたが、次の店で買えばいいかなあと思いあきらめました。
お土産店から出るとロビーのソファーに皆がゆっくりしていました。暖炉の上にはブロンズ製らしき鷲の置物が置いてありました。この鷲の種類かどうかは確かめませんでしたが、そう言えば白頭鷲はアメリカの象徴で国鳥でしょうか。
「あー、そうか。それで鷲が飾ってあるのか」と思いながら良く見ると、この鷲は、眼光鋭く、尖った爪と羽をいっぱいに広げ、獲物を今にも獲るようなポーズで、なかなか迫力がありました。腕前のいい方が造られたのでしょう。
この暖炉の前で変わるがわる写真を撮っていたところ、バスに乗る時間となりました。段々と慣れてきた、この大型の観光バスはアメリカ人向きに座席配列してあるのか、なんかゆったりした造りになっていました。バスの車窓から見るホテルやレストラン周辺にも、木々があって周りの雰囲気はいい感じでした。
(掲載日:2009年1月9日)
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(旅行メモ)
10時30分、レストランのクオリティーインに到着
バイキング式のレストランで昼食、
昼食後に土産物店
11時10分、レストラン前からバスで出発
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