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グランドキャニオン駅とブライト・エンジェル・ロッジ  (2008年11月22日、アメリカ、太平洋標準時)

終着駅、グランドキャニオン駅
  キャニオン ビュー インフォメーション プラザ前を出発したバスは、次の目的地に向けて走行していましたが、途中で車窓から駅らしい所が見えました。ここは、かつてサンタフェ鉄道の支線だったのが、現在はグランドキャニオン鉄道(Grand Canyon Railway)の終着駅でもあるグランドキャニオン駅でした。

グランドキャニオン駅停車中の列車
(一部バスの車窓が写っている)

ブライト・エンジェル・ロッジの玄関
(ポスト&ビームの造りで、妻壁部分は石材)

 話は脱線しますが、この元のサンタフェ鉄道の名前のサンタフェ自体は、ニューメキシコ州の州都でありアメリカの古都です。私はこの名前を聞くと映画か音楽かなんか思い出せないのですが、なんとはなしに懐かしさを感じます。この時丁度、線路上にはアメリカ映画に出ていたようなアルミ色をした列車が停車中でした。

 その列車先頭部には丸い形状内に風景が描かれた上にWILLIAMS(ウイリアムス駅行き) と言う行先表示プレートが設置されていて、「あー、あの駅に向けて、これから出発するのかあ」と思って見ていました。

 ここの駅舎は一見ログハウス風の木造りのようにも見えましたが、バスは止まってはくれないので全体見えなかったのが残念でした。小さな駅のようでしたが、終着駅という言葉のイメージとともに、ゆっくり見たいような感じもしました。

ブライト・エンジェル・ロッジ(Bright Angel Lodge)
 バスは、10分くらい走行すると次の駐車場に着きました。ここから目の前の所に人が大勢いるブライト・エンジェル・ロッジがありました。私達は、このロッジ内には、この時入らずに帰りに立ち寄りました。私の自宅がログハウスと言うこともあるのですが、ここで少し、このロッジの造りなどを説明します。

  まず、その前に一口にログハウスと言っても、けっこう種類があります。分かりやすく大別すると、木の皮をはいだ自然の丸太そのままのハンドメイドタイプと、製材機でまんまるの丸太などにしたマシーンカットタイプに分かれると思います。

 さらにそれから、フルログ(壁材も含めて構造部材全部丸太などで造る)タイプとかポスト&ビーム(柱と梁は丸太でその他の部材は平板や漆喰壁で造る)タイプとか、沢山の種類があります。

  そのような中で、このブライト・エンジェル・ロッジは、なかなか興味引く造りでした。右側の写真でもお分かりの通り、最初に玄関先だけ見たらポスト&ビームタイプのようで、妻壁部分は石材の組み合わせでした。ただし、内部の壁材は丸太もありました。どうも、基本形状のポスト&ビームに丸太壁や石材壁を併せたような色々な変形タイプかなあとも思いました。

 また、内部はまるで西部劇の映画にも出てきそうな木造りの家で初めて来たのに、なんかくつろげる感じがしました。このロッジをデザインされた方は、どなかたか知りませんがなかなか良く考えた設計士さんではないでしょうか。

 私達は、お土産店に立ち寄りましたが、ほかにも宿泊やレストランなどの施設もあるようでしたから木造建設にしては、かなり大きい建物のようでした。私個人としては、ここだけでもゆっくり見てみたいなあとも思っていました。

  話は元に戻りますが、私達はこのロッジ内からグランドキャニオン観光に行けることを知らずに、わざわざ遠回りして隣の小道から建物の裏側方向に出て行きました。

(掲載日:2009年1月21日)
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(旅行メモ)
12時15分、ブライト・エンジェル・ロッジに向けてバス出発
12時20分、車窓からグランドキャニオン駅が見えた
12時25分、ブライト・エンジェル・ロッジ前の駐車場に到着
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