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ウォルツ・ワーフ・レストラン
(Walt's Wharf Restaurant)
(写真中央が玄関、上に絵がある)

イラスト(店の名刺より)
(このイラストは玄関の上やチラシにもあった)
生牡蠣(なまがき)
(ハンバーグのような)肉料理
ビーフステーキ

シールビーチ(6)(2008年11月23日、アメリカ、太平洋標準時)
 シールビーチ(Seal Beach)のショッピングセンターやスーパーをまわり、次は帰国の関係から早目の夕食をとろうと、またメインストリート( Main ST.)を歩いていました。陽の高い南カリフォルニアでも段々と薄暗くなってきて、ところどころには照明が輝いている店などもありました。

  ただし、ロサンゼルス市街地の一部で見たような派手なイルミネーションはさすがにないようでした。このメインストリートは、「昼間もいいけど、なかなか夜の通りもいいなあ」と思いながら、しばらく歩きました。通りのほぼ中間部辺りに、今回入るレストランは見えてきました。

ウォルツ・ワーフ・レストラン
 この店の名前は、ウォルツ・ワーフ・レストラン(Walt's Wharf Restaurant)でした。この店のキャッチフレーズは、店内に置いてあったチラシも英語版サイトにも同じような言葉が並んでいましたので「新鮮なシーフード専門店」のようでした。まず、この店の外観で目を引くのが、ひさし部分にある人の高さ位の大きなイラストです。

 このイラストは、店の名刺(右側写真上から2番目参照)やチラシにも同じようなものが描かれていていました。空にはカモメが飛んでいて、波止場の桟橋みたいな所に可愛らしい感じのする漁師さんのような人が大きな魚(日本だったら縁起をかついで鯛と思いますが、こちらでは何の魚でしょうか)を持って微笑んでいる、そんな絵です。

 外壁の下部はレンガで、その上部は木製枠のガラス、ひさし部分は緑色、2階の壁は白色と窓枠は木製と、なかなか落ち着いた造りになっていました。店内も壁板、階段手すり、椅子さらには濃い緑色のテーブルクロスで見えていなかったもののテーブルも全て木製で、木を基調とした造りだったと思われわれます。

 ウェイターの案内で、1階奥の席に通されました。フロアーを見渡すと、もうかなりのお客さんの数で賑やかになっていました。あと、日本流に言うなら「網焼き」、「鉄板焼き」風と言うのでしょうか、グリルみたいな所で肉を焼いているのか、食欲をそそるような、いい匂いがそこここと漂っていました。

 アメリカに来て、肉類を食べる機会はけっこうあったので「今夜は漁貝類の店なら、それはいいなあ」などと思いながら待っているとウェイターがメニューを持って来てくれました。早速、ヨーコちゃんとタカちゃんが見てくれました。

 お互いに「何を食べたい」と話していると、生牡蠣(なまがき)もあると言うことなので、それも頼んでもらいました。そのほかは、クラムチャウダー、野菜サラダ、ステーキ、などでした。ビールも注文と言うことで、日本のアサヒビールも置いてあるのには、やや驚きでした。(右側の上から3番目写真にビール瓶が写っています)

 あと、生牡蠣と言えば、「1996年のローマ・パリ旅行」時パリの「オイスターレストラン、バー・ア・ユイットル」で食べたことを思い出しました。「夏(9月5日)なのにパリでは生牡蠣が食べられるのかあ」と言いながら、お替りまでしました。パリの牡蠣は、どちらかと言うと小ぶりながらプリプリとした感じでしたが、南カリフォルニアの牡蠣はどの種類かなあと思っていました。

 ほどなくして、最初にクラムチャウダー風のスープが出てきました。どんな味がするのかと思いながら飲んでみると、ハマグリ風味が良く出ていました。「このスープ、なかなか濃厚でいけるねえ」、「でも、これだけでもお腹一杯なりそうだなあ」などと、段々話も弾んできました。

 スープと言えば見た目だけならどちらかと言うと料理の中では地味な感じがします。でも、パンと一緒に食べてもいいし、もちろんスープ自体の味わい方もいいです。味付けも地域や店によっても全く違っているし、だしも色々なものからとるので、それだけでも実に味わい深いものだなあと思うこともあります。

 生牡蠣も早く出てきましたが、レモン汁を絞ってタバスコみたいな赤い辛子を少しかけてみると、これまた、美味しかったです。「この牡蠣は粒ぞろいで、皿に沢山載っているね」と言いながら食べたのですが、4人で食べるとけっこう早くなくなってしまいました。

 各々注文した中で、ハンバーグ風の肉料理、ビーフステーキ、パスタ類などを少しづつ取り分けて、お互いに味わっていましたが、どれもなかなかの味付けで皿はみるみる空っぽに変わっていきました。かごに山盛りだったパンも減っていました。

 義兄は、「ビールもいいけどワインも頼んで」と言うことになり、出てきたのは(ご当地カリフォルニア産)メルローの赤ワインのようでした。私の経験からして、赤でも白でもワインは刺身などは合わないような気がしますが、このような肉料理には、いっそう味を引き立てる感じがして、いいのではないかなあと想像していました。

 私たちが入店してから約1時間経っていましたが、さらに店内は賑やかになってきていました。お腹も大満足で、「そろそろ出ようか」と言うことで会計を済ませメインストリートの歩道に出ると、先ほどまで薄日のあった空は、とっぷりと暮れていました。

 メインストリートから別れて脇道みたいな通りを歩きながら「美味しかったねえ」、「シールビーチで一番のレストランかなあ」などと夕食の話題で盛り上がっていました。マンションに戻れば帰国準備のため旅行鞄のパッキングが待っていました。

(掲載日:2009年6月23日)
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(旅行メモ)
17時40分、レストラン・ウォルツワーフ
        やや早目の夕食を食べた
19時00分、レストランを出て通りを歩いた
19時20分、マンションに戻った
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