TOP  INDEX  BACK  NEXT
花写真集

山法師(ヤマボウシ)


画像をクリックすると大きい写真が見れます。
戻る時にはブラウザボタンの「戻る」を押して下さい。
撮影場所:
 長崎県大村市重井田町(郡岳頂上)
撮影日時:2010年6月26日
 掲載年月日:2010年7月7日

  <撮影メモ> このページは、大村市重井田町にある郡岳(こおりだけ、826m)の頂上で撮影したものです。また、既に掲載中の「卯の花(ウノハナ)」や「山つつじ」の花から10mも離れていない所に咲いていました。

 国語辞典の大辞泉には、<ヤマボウシ=ミズキ科の落葉高木。山野に生え、葉は楕円形で先がとがり、対生。夏、淡黄色の小花が集まってつき、花びら状の4枚の白い苞(ほう)をもつ。実は集合果で、秋に赤く熟し、食用。四照花。やまぐわ。>とあります。また、同じ辞典に<山法師=比叡山延暦寺の僧徒。特に、その僧兵をいう。>とも書いてあります。

 このヤマボウシの花の名前の由来は、十文字みたいになっている4枚の花弁が、比叡山延暦寺の僧徒=山法師の白い頭巾(ずきん)に似ていることからのようです。花の中央が、頭と言うことでしょう。

 私も数回、比叡山延暦寺へは行ったことがありますが、当然現代では、このような白頭巾姿の僧兵などは見る機会がありませんでした。でも、この花弁を見てから、僧兵と花と言う、なんかイメージがまるで違うような取り合わせに興味引きました。



TOP  INDEX  BACK  NEXT