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長崎空港の写真

sunset.jpg (13724 バイト)

 私の自宅から見える長崎空港の全景(2004年6月3日撮影、4枚写真の合成)です。長崎空港は、「世界初の本格的な海上空港」と紹介されています。写真の海は大村湾、後方に見えるのは西彼杵(にしそのぎ)半島、手前陸地側が大村市街地です。空港島左側に見える白い細い建物が管制塔、その右がターミナルビル、さらに右側に貨物上屋が見えます。

 長崎空港の開港は、1975(昭和50年)5月1日です。滑走路は、陸地側のA滑走路(1,200m×30m)と空港島側のB滑走路(3,000m×60m)と2本あります。A滑走路は主に海上自衛隊のプロペラ機やヘリコプターが、B滑走路は主に民間航空会社のジェット機やプロペラ機が離発着しています。両滑走路とも、同じ管制塔でコントロールされています。

 民間機の機内スクリーンに着陸風景が放映されています。滑走路にアプローチする時、両サイドが海なので、私はまるで航空母艦に着艦する雰囲気をも感じました。これは滑走路の進入コースが、左右どちら側でも、同じです。

 飛行機はほとんどの場合、向かい風に向かって離発着します。上記写真のように天気がいい日は、写真左から右へ飛び、逆に天候が悪くなりかけたら右から左方向となります。(もちろん、この例ばかりではありません)ですから、地元の者は、飛行機がどちらに向いて離発着しているかを見るだけでも、おおよその天気予想が分かります。

 あと、今の空港島ができる以前には、箕島(みしま)と言う島(面積約90万u、周囲7km)がありました。空港建設前までは人も住んでおられ、私の学生の頃までは、ここでとれる「箕島スイカ」が、おいしかったのを覚えています。空港島と陸地側との間に長さ970mの箕島大橋が架かっており、その島の名前が残っています。(掲載日:2004年6月11日)

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