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バルベリーニ広場とトレヴィの泉など
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クワトロ・フォンターネ
1996年9月1日その
クワトロ・フォンターネ(4つの噴水)
 7時過ぎいつもの時間にいつもの朝食でしたが、2日間とも全くメニューは変わりませんでした。今朝はローマ3日目でしたが、実質今日が最後の観光のできる日でした。 8時過ぎにはホテルを出て、カヴール通りを少し登ると右に見慣れたサンタマリア・マッジョーレ教会があり、その前の交差点には木立のある通りがありました。

 通り近くには、小さなガソリンスタンドがあり、ボックスには鍵がかけられていて、どうも無人のようでした。「これがセルフサービスのガソリンスタンドかな」と誰かれなしに話しがでていました。 この通りをしばらく進むとクワトロ・フォンターネ通りに繋がっていました。

 左側には緑豊かな敷地と大きな建物があり、「あれは何かな?」とタカちゃんにたずねると「地図には内務省と書いてある」と教えてくれました。さらに行くと通りの両側には茶色系の古い建物が続いていました。その中に幅3m高さ4m近くはあろうかと思う玄関扉があり、その扉の地面には馬車の車輪よけがありました。「にいさん、これが車輪よけですよ。古い屋敷には必ずあって、形が色々あって面白いですよ。パリにもあったですね」と言うと、カメラを向けていました。

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バルベリーニ宮殿(国立絵画館)
 4つ角にはこの通りの名前の由来になっている『クワトロ・フォンターネ』が見えてきました。(注:クワトロは4、フォンターネは噴水=泉と言う意味です)各角に一つづつ泉が湧き出ていて、彫刻が施されていました。4つの噴水は、アルノ川とティヴェレ川の神様、女神のジューノーとダイアナの4紳様を表しているようです。右上の写真は、ティヴェレ川の神様の彫刻です。

 この泉の名前が由来になって、バルベリーニ宮殿(国立絵画館)方向に伸びている道が、クワトロ・フォンターネ通りでした。左側にはクィリナーレ宮殿(大統領官邸)が外から見えてきました。さらに通り間近には『ヌオヴォ・クワトロ・フォンターネホテル』がありました。

バルベリーニ宮殿(国立絵画館)
 しばらく歩きますと、バルベリーニ宮殿(国立絵画館)が見えてきました。この宮殿は1925年マデルノの設計で彼の死後ベルルーニが完成させました。ここは映画『ローマの休日』で、アン王女の宿泊所場所の設定でした。特に、ラスト近くで二人が車の中で分かれるシーンがありましたが、その時ここの独特の門が写っていました。

 この門柱はいずれもギリシャ風の女性の彫刻で、門柱の間はアーチ橋のような感じの鉄柵が渡されていました。残念ながら時間が早いため中には入れませんでしたが、絵画館にはフラ・アンジェリコ、ラファエロの名画などがあるようです。また、敷地内には椰子の木が茂っており、南国ムードがだだよっていました。「ここよ、アン王女の泊まっていたのは。有名なシーンだったよ」と言いながら、数枚写真を撮りました。

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バルベリーニ広場
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海神・トリートーネ、後方は
ホテル・ベルルーニ・ブリストル
バルベリーニ広場
 クワトロ・フォンターネ通りを少し歩くと急に車の音が大きくなりましたた。そこはバルベリーニ広場とトリトーネ通りでした。広場に中心にあるのはトリートーネの噴水で、これは4頭のイルカに支えられた貝殻の上に海神・トリートーネが、またがりホラ貝をふいている構図でした。

 ベルルーニの制作は、彼の作品の中でも傑作と言われているとのことです。後方には多くのガイドブックにも出ている高級ホテル『ベルルーニ・ブリストル』がありました。最上階には『ベルルーニ』と書かれた看板もあり、そのため私は最初「ここの広場はあの看板の名前と一緒のベルルーニ広場」と間違って覚えていました。

 本当はバルベリーニ広場で一日中、観光客やローマっ子でにぎあい、また、憩いの場でもありました。大きな泉を半周して、写真を撮りました。 バルベニーニ広場を後にトリトーネ通りを下って行きました。この通りは、私にとって思い出深い所でした。

 それは10年前(1986年2月)ヨーロッパ3空港調査団の一員として、始めての海外旅行で、はじめて泊まったのがこの通りにある『ホテル・トリトーネ』でした。そのため、観光、夕食、両替、買い物などで、この通りを何十回となく行き来しました。

 下る途中にトリトーネ広場がありました。ここからはクィリナーレの丘を抜ける1キロ位のトンネルがあり、先はミラノ通りに繋がっているようでした。さらに下ると三叉路のような道路近くに三角のビルがあり、手前はデェウスチェ銀行でした。

 この銀行は10年前始めて海外で両替した所で、内部は凶器探知器や警備員がいて、警戒厳重だなと言う印象を持っていました。この銀行前で1枚写真を撮り、さらに下ると左への小さな脇道がありました。通りの左側には、建設現場の足場が組まれていて義兄は大いに興味が湧いた様子で熱心に見ていました。

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トレヴィの泉
トレヴィの泉で小休止
 段々、水音が大きく聞こえるようになって、右側にビル街の合間から、まず、人だかりと広場が見えてきました。さらに後方に目を転じると、ポーリ宮殿を背景にした泉全体が目に入りました。

 まだ、朝なので泉も宮殿も日陰ばかりで「光線の具合が悪いね。もう1回昼間に来ようかね」、「朝は、まだ観光客も少ないけど、昼間来たら一杯だろうなあ」とも言っていました。と、言うことで、朝の見学はさっと見る程度にして、泉の前で腰掛けて背後からドードーという水音を聞いていました。

 次に向かう場所に行くため立ち上がり、今度はこの泉の左側からトリトーネ通りに出ました。さらに下ると10年前泊まった『ホテル・トリトーネ』が見えてきました。「あっ、あのままだ。あの時はあの3階の左端の部屋だったと思う。入口は小さいが部屋の中はマアマアで、金網の小さなエレベターがあったよ」と、言うと義兄ががビデオをゆっくりまわし始めました。

(旅行メモ)
07:05 ローマの朝食は2回目だが、全くメニューは変わらなかった。
08:05 ホテルを出て、カヴール通りを少し登ると右に見慣れたサンタマリアマジョーレ教会が見えてきて
08:15 4つ角にはこの通りの名前の由来になっている『クワトロ・フォンターネ』(4つの噴水)が見えてきた。
08:20 クワトロ・フォンターネ通りを歩くとバルベリーニ宮殿(国立絵画館)が見えてきた。
08:25 バルベリーニ広場とトリトーネ通りだった。
08:30 バルベニーニ広場を後にトリトーネ通りを下って行った。
08:45 トレヴィの泉で小休止した。
(掲載日:2006年6月1日)

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