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レストラン『ラ・カンパニューエ・プロヴァンス』など
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カンパニュー・エ・プロバンス
1996年9月3日その
レストラン『ラ・カンパニューエ・プロヴァンス』
 19時30分ホテル・ラ・ツール・ノートルダムに着いて一休みしました。20時前になりホテルから出て、まだまだ明るいサンジェルマン大通りなどを歩きました。この通り近くには、後日行く予定のレストラン『ラ・バー・ア・ユイットル』がありました。

 ユイットルとは、カキ(牡蠣)と言う意味で、英語風に言えば「オイスター・バー」、日本語で表現すれば「生カキ専門店」でしょうか。店先には、夏にもかかわらず生カキなどが並べてありました。窓には、名刺サイズ位の各国の国旗も貼ってあり、日本語メニューもあるようでした。

 あまり歩かずにセーヌ河畔の川沿いの通りにレストラン「ラ・カンパニュー・エ・プロバンス」はありました。右上写真の通り、濃い青色の玄関で写真数枚撮りました。丁度20時頃となり店内に入りましたが、私達が一番乗りでした。迎えてくれた店員さんたちの服装も玄関先の色と同じ青色でした。

 元々、この店を紹介されたのは大阪府池田市(石橋駅近く)にあったフランス料理店のシェフからでした。 「上野さん、プロバンス料理を食べさせてくれるお薦めの店ですよ。パリに行かれたら是非立ち寄ってみたら」と薦められていました。それで、甥姪に話したところ、行ってみようということでした。huitles02.jpg (47398 バイト)

 メニューをもらったのですが、これがフランス語で、ちんぷんカンプンで分からず4人とも「あーでもない、こうでもない」と言いながら、のんびりゆっくりと見ていました。はっきり分かったのは「ベジタブル」と書いてあったサラダくらいで、あとは分からないながらも「羊の料理かもしれない」、「豚肉かな」と言いながら、ビールやワイン含めて何とか注文できました。

 あてずっぽうに頼んだ関係もあり、しばし「どんな料理が出てくるのかなあ」、「まあ、サラダくらいは当たっているだろう」とかの話で笑いも含めて盛り上がっていました。4人用ですから、料理が出始めたら次からつぎみたいに運ばれてきました。

 魚料理、肉料理などけっこう、メニューが分からないまま頼んだ割には、夕食らしいものでした。中でもサラダはサッカーボールくらいの大きさがあり、ある意味迫力さえ感じました。

 皆でサラダは2人前頼んだのですが、「4人でも食べられるかなあ」と言いながらも、けっこう残りませんでした。(帰国後かなりたってから右画像のレシートを日本語訳したのですが、いわしのロースト、羊、子羊のロースト、タイのブイヤベース、マルセイユ風豚の足、オリーブとパルメザンチーズのサラダ、デザート、コーヒー、ビール、ワインなどが書かれていました)

 全部の料理名が分らないまでも、前菜、メインデッシュ、デザートまで進み、コーヒー飲みながら話しは、「分らないまま頼んだにしては、なかなか、良かったねえ」、「おいしかったねえ」などの声も自然に出ました。まあ、後で考えると怖いもの知らずと言いますか、よくもまあ入店して注文したものだなあと思いました。

 あと、知り合いのシェフからも頼まれていましので、帰り際に「メニューを下さい」と頼むと、喜んだような表情で花模様をあしらったデザインのメニューをもらいました。

コンビニ店
 21時10分過ぎに店を出て、セーム河畔をしばらく歩くことにしました。対岸には、ノートルダム寺院やサンルイ島なども見えるこの付近は、夜歩くのもなかなかいいなあと思いました。15分ほど歩くと細長いコンビニみたいな店があったので入ることにしました。各自色々買ってましたが、私は1リッターのミネラルウォーターを購入し、後で「けっこうするね。これだったら安物のワインより高いのかなあ」などと言いながら、ホテルに戻りました。

(旅行メモ)
20:00 レストラン『ラ・カンパニューエ・プロヴァンス』で、夕食。
21:10 コンビニでミネラルウォターなどを購入。
21:30 ホテル・ラ・ツール・ノートルダムへ、各自入浴、就寝。
(掲載日:2006年7月30日)

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