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即席「英語・司法講座」

 しばらく村の景色を楽しんだ後に小林通訳による即席英会話講座がはじまった。国連への報告書をもとに各ページごとにどうこの言葉を解釈するか、 約2時間近く続いた。その中で「オレイボコ」(看護婦さんのお礼奉公)等の項では表現上笑いも出た。 

 英会話教室が盛り上がっている間に定刻通り15時27分インターラーケン・オスト駅に到着し、時間待ちを利用してキオスクをのぞいた。あまりお土産も多くなく別のホームに行くと電車は15時39分に出発した。16時32分にベルン駅到着し列車を乗り換え38分にインターシティー(IC:都市間特急)1876号は駅を出た。 

 今度は安藤・小林両弁護士によるアメリカを中心とした即席司法制度講座が約1時間続き熱弁であった。陪審員制度等始めて聞き興味深かった。18時38分にジュネーブ、コルナバン駅に到着し、駅前通りの閉まりかけた店を見ながら約10分歩くとエプソン・ホテルに到着した。今度のルームナンバーは1207号だった。

 夕食は19時過ぎになり、今日着いた日本人ばかりの観光客(5組ほど)と同じ部屋となり日本語ばかり賑やかだった。私は即席司法講座の講師料として安藤弁護士に赤ワイン(20フラン)をプレゼントした。

 食後ロビー横の会議室で今までの報告と明日の打ち合わせをした。疲れもありウトウトの連続だった。 22時過ぎには自室でささやかな交流会がはじまったが、これまた睡魔に勝てず、30分位するとグリンデルワルトとアイガー北壁の夢を見ながら寝てしまった。(1994年1月1日記す)


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