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                (写真2) Pg de Cracia Casバス停(グラシア通り) | 
        
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          | (写真3) 石柱の回廊(グエル公園の北東側) | 
        
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          | (写真5) 中央広場とタイル張りベンチ(奥はガウディの家博物館) | 
      
      
        バルセロナ、グエル公園その1
        2015年12月22日(スペイン時間) 
           前ページ「サン・ジャウマ広場、タパス料理など」には、サン・ジャウマ広場の周囲にあるカタルーニャ自治政府庁舎、バルセロナ市庁舎などの見学、その後のタパス料理を食べたことなどを書きました。今回のページは、ガウディが設計したグエル公園見学を中心に書こうと思っています。
      
バスに乗ってグエル公園へ
              私たちは、いつもの朝7時に昨日の夕方、ホテル近くのパン屋さんで買ったパン、総菜、ジュースなどを食べました。そして、しばらく、iPadで日本語ニュースなどを見ていました。その後、前の日も行った観光ツアー集合場所=シルケン グラン ホテル・ハバナ(Hotel Silken Havana en Gran Vía de Barcelona)へ、歩き出しました。2回目は慣れたもので、早く着いたのでJTBのガイドさんを待つ余裕もありました。
            
             08時20分、日本人ガイドさんも来られ、お互いに挨拶もしました。それから、「今日はバルセロナの建物を見て回りましょう。最初のグエル公園へはバスで行きます」とのことでした。ホテルを出て、それまで歩いてきたグラム・ビア・デ・レス・コルツ・カタラネス大通りを逆に(南西側)方向へ歩き出しました。プラタナスか何かの木立の通りは、紅葉も進み、落葉も踏みしめながら、なかなか良いコースでした。
            
             途中、バルセロナに住み始めて何年とか、ここでの生活状況、あるいは目立つ建物前付近では、ガイドさんから「あれは・・・という」など、とても覚えきれないくらい沢山のことを教えて頂きました。そうこうする内に、グラシア通りと交わる大きな十字路がありました。ここには、水面の周囲だけでも直系10m強ありそうな丸くて大きな泉と噴水がありました。後日、夜間にも見る機会があったのですが、ライトアップされて、さらに綺麗な雰囲気でした。
            
           そのグラシア通りの進行方向の角にはファッションで有名なZARA(ザラ)の店があり、さらに先方向にはバスク居酒屋のTXAPELA(チャペラ)などがありました。そして、(写真2)のPg de Cracia Casというバス停で、しばし待っていました。24番方面行きのバスが来ましたので、乗り込みました。乗客は10名位でした。整然としたバロセロナの市街地を車窓から見ながら走行していると、しばらくして坂道を登っていました。
          
           30分間ほどで、 
          グエル公園バス停(Ctra del Carmel Parc Guell)に到着しました。着いても乗客全員、座席から動かないでいると、運転手から「着いたよ、降りて!」みたいな大声がありました。それで、皆苦笑いしながら降車して、公園入り口に向かいました。
          
          グエル公園、石柱が並ぶ回廊
           この公園での案内や順路は、全てガイドさん任せだったので、その通りに歩きました。ここで国語辞典の大辞泉で、グエル公園を引きますと、次の<>内の通り書いてあります。
          
           <グエル公園(Parc Guell)=スペイン北東部の都市バルセロナにある公園。1900年から1914年にかけて建造。もとは建築家アントニオ=ガウディが実業家エウセビオ=グエル伯爵による依頼で分譲住宅として設計。住宅は2戸のみ完成。グエル伯爵の没後、市に寄贈され公園になった。1984年に「バルセロナのグエル公園、グエル邸、カサミラ」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録。2005年の拡張登録の際、「アントニオガウディの作品群」に名称変更された。>
          
           ガイドさんから、「まずは、上の方を見に行きましょう」と言うことで、説明を聞きながらなだらかな坂道と階段を登りました。 (写真1参照) そこは、独特のデザインをした石の柱が並ぶ回廊がありました。この上は通路(道路)になっているようで、下側から見ますと、まるで大変大きなテーブルみたいでした。
          
           そして、ここは、なんと言いましても、 (写真1)に写っている石柱の形状です。デコボコした幹がある松の木やワイングラスみたいか、さらに様々な表現があるかと思いますが、造るだけでも大変苦労されたのではと思いました。私は、最初からガウディ独特のこだわりデザインを見た思いがしました。また、この周辺からの眺望も良かったです。
          
           地図を見ますと、この上方向には、白い大豪邸のトゥリアス邸もあるようでしたが、時間の関係上、私たちは降りることにしました。石柱が並ぶ回廊の見学を終えて、次に向かう道路を歩いて行きました。途中、道路左側(南側)には、かつてガウディも20年間住んでいた関係上、今はガウディの家博物館(Casa Museu Gaudi)の茶色系の建物も見えていました。
          
          中央広場
           さらに歩きますと、少し警戒気味の雰囲気もある広場入口に来ました。ここでの入場チケットも事前にガイドさんがして下さっていたので、私たちは、それを示しながら中に入っていきました。この中央広場(PLACA DE LA NATURA 自然広場)は、目測で北西から南東へ約85m、北東からから南西へ約40mの広さでした。日本にある小学校の運動場よりは狭いと思いましたが、それでも、この公園内では、けっこう広く感じました。
          
           広場の北西部を除き、それ以外の周囲には、ぐるっとタイル張りのベンチがありました。(写真3、4、5参照) そして、全体形状で見れば、どのベンチも、どのタイルも模様と色が違って見えました。でも、じっくり、ゆっくりと詳細に確認すると同じのもあるのでしょうが、とにかく目移りするような感じでした。あと、中央広場から見て南西下側には、この公園名の由来でもあるグエル伯爵の大きな建物があり(写真7参照)、その邸宅の後方には、先ほどとは別の石柱の回廊が見えていました。(写真6参照)
          
           ここで、「少し休憩しましょう」と言うことでベンチに座ったり、お互いに写真を撮りあっていました。また、ここからの眺望は、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)を始めとするバルセロナ市街地が手に取るように見えていました。ただし、その方面は逆光のため、写真は1枚も撮っていませんでした。また、後悔先に立たずですが、このタイル張りの綺麗なベンチ写真を遠近含めて、沢山撮っていれば良かったなあと思いました。
        
          
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            | (写真6) タイル張りベンチ(奥下側は石柱の回廊) | (写真7) タイル張りベンチ(後方はグエル邸) | 
        
        
          (掲載日:2016年12月12日)
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          (旅行メモ)
          2015年12月22日(スペイン時間) バルセロナ(Barcelona)、 グエル公園 (Park Guell) 
            07時00分、朝食
            08時20分、ツアー集合場所、建物探訪ツアーに参加
            08時40分、バス乗り場でグエル公園行きに乗車
            09時10分、市街地を抜けバスがグエル公園前停留所に到着
  
            09時15分、グエル公園内の散策、石の回廊、ガウディーの家博物館、中央広場、トカゲのある階段などを見学
            10時50分、グエル公園をミニバスで出発 
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