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ウィスキー・ア・ゴーゴー  (観光地や映画ロケ地紹介の第11回目)

 2008年11月、カリフォルニやグランド・キャニオンなどの旅行で行った観光地や映画のロケ地紹介の第11回目は、 ウィスキー・ア・ゴーゴー(Whisky a Go Go)です。この「観光地や映画ロケ地紹介シリーズ」は、いつもなら映画やテレビのロケ地などを書いています。でも、今回は、このライブハウスで活躍されたアーティストや、その収録されたアルバムなどについて書きたいと思っています。

 なお、今回このページ作成のため、いつも「ケントスおもしろグッズ その1その2その3」のページなどへ、画像を提供して下さっている鎌倉のSさんからの資料も参照しています。あと、ここの店名やホームページについて、先に書いておきます。つづりは「whiskey」の方ではなく、「whisky」です。このことはホームページ上でも確認できますので、Whisky a Go Goのサイト(英語版)から、ご覧願います

ウィスキー・ア・ゴー・ゴー
(ゴーゴー・ダンス発祥のライブハウス)

ウィスキー・ア・ゴーゴー(Whisky a Go Go)
  私は、旅行出発前、今回ご紹介する「ウィスキー・ア・ゴーゴー」の名前くらいは知っていました。しかし、偶然にもサンセット通り、サンセット・ストリップ界隈通行中の車上から、ほんの数秒とは言え、まさかこの建物を見るとは思いもしませんでした。

  そして運転手さんから、「あそが、ウィスキー・ア・ゴーゴーだ。ここは、ゴーゴー・ダンス発祥の地で 有名なライブハウスですよ」と教えて頂きました。驚きながらも慌ててカメラを構えました。そして、この時に撮ったのが、右の写真です。

 建物は、写真でご覧の通り、上部が赤レンガ色風で下側が黒色でした。中央部のやや上に金色系の文字で「Whisky a Go Go」、その下側に出演者やグループ名の文字表示板がありました。この看板には、日本人名らしき名称もあったようです。場所は、写真の手前側が、サンセット通りで、ここは十字路みたいになっていて右上方向は「Clark St(クラーク通り)」と言う標示板が建物前にぶら下がっていました。

 このウィスキー・ア・ゴーゴーは英語版サイトによると、1964年にオープンしています。このライブハウスは、世界的にも有名な例えばドアーズ、ジャニスジョプリンやレッドツェッペリンなど、そうそうたるメンバーを輩出し、 今でも新しいアーティストを送り出しているところです。

 音楽ジャンルもロック、ヘビーメタル、その他、幅広いようです。また、日本人のグループで1981年当時シャネルズ(後のラッツ&スター)も、このライブハウスで歌っています。そのアルバムが、「LIVE AT WHISKY A GO GO」(ライヴ・アット・ウィスキー・ア・ゴーゴー)として、1981年7月に発売されているようです。このアルバムのジャケット写真は、「TONIGHT SPECIAL FROM JAPAN EXCITING R&B THE CHANELS」との看板が出ている店の前での集合写真が掲載されているようです。

 あと、同じく英語版サイトによりますと、このライブハウスの初期の頃に縁の深いのが、今回主にご紹介するジョニー・ リヴァース (Johnny Rivers)です。このジョニー・ リヴァース は、コテコテのオールディズファン ならば良くご存じの例えば1966年発表の「秘密諜報員(シークレット・エイジェント・マン、Secret Agent Man)」のヒット曲があります。

 また、ジョニー・ リヴァースは、ウィスキー・ア・ゴーゴーと関係が深いことが想像されるものとして、そのアルバム名があります。アルバム発表が1964年の「At The Whisky A Go-Go 」と「Here We Go-Go Again」、同じく1965年の「Meanwhile  Back At The Whisky A Go-Go」、同じく1967年の「Whisky A Go-Go Rivisited 」、同じく2001年の「Back At The Whisky」などがあります。

 また、これらのアルバムの中には、そのものズバリの「Whisky A Go Go」と言う曲もあるようです。このようにジョニー・ リヴァースは、このライブハウスで活躍しました。また、このアーティストのおかげでウィスキー・ア・ゴーゴーは、人気のある店になったようです。古今東西、ライブハウスは様々な要因で栄枯盛衰が激しいですが、この店はオープンの1964年以来ずっと、現在も老舗みたいな感じで多くのジャンルの音楽シーンに登場しているようです。
私の関係ホームページ
 カリフォルニア旅行記』(目次ページ)
 フランスあれこれ』(目次ページ)

 ジョニー・ リヴァース(Johnny Rivers)の曲について、先にご紹介しました「秘密諜報員」以外にも、オリジナルかカバー曲かは不明ながらも、私でも良く耳にした曲もあります。、もしも、このジョニー・ リヴァースや曲をご存じない方は、ユーチューブ動画サイトへ、名前(日本語、英語)や上記の曲名などの文字検索して見て、聴いて下さらないないでしょうか。

 ギター弾きながら、ロック調には変わりないですが、アップテンポもスローバラードも、幅広い曲調が楽しめる歌手でもあります。また、英語で「Whisky A Go Go」と上記サイトで検索して、ご覧になるとジョニー・ リヴァース以外も多くのアーティストが表示されますし、中にはこの店でライブ演奏中のものもあるようです。

(掲載日:2010年8月28日)

    
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